【100倍味わえる!】投稿前夜祭!~帰り道編~
皆さんこんばんは。ヨルです。
遂に昨日、新作歌ってみたが公開されました!!(パチパチパチパチパチ
こやんとのコラボ動画から約3ヶ月間が空いてしまいましたが、やっと新作を投稿することが出来ました!
無償MIX師さん限定で、この作品のMIX師さんを募集して、誰ひとりとしてご連絡いただけなかった時は焦りましたが……笑
↓どのMIX師様からもお声がけいただけなかった黒歴史ポスト(ものの見事に誰からもリポストされてないですね…
再び有償MIX師さんも含めてを募集したところ、いいねや拡散していただけた皆様の助けもあって、この作品を担当いただけるMIX師の方が見つかりました!(やさしいせかいやさいせいかつ
当作品はそんな心温まるやさしさエピソードとともに、夕暮れ時に「一日が終わってしまう」寂しさを少しだけ併せ持った作品になっております。
今回歌わせていただいた作品は、におPさん作曲の「帰り道」です。
この作品への思い入れ
そもそもこの曲は2010年4月6日に投稿された約15年前の曲です。(もしかしたらこれを読んでる人の中にはまだ産まれてない人もいたかも?
人生で初めてこの曲をリアルタイムで聴いた時から、今の今までずーっと心に残っている大切している曲です。
ヨルの個人的な思いとして
「古い曲=流行りじゃないから聴かない」
みたいな思想を抱えてる人にこそ、ヨルの歌ってみたを聞いて欲しくて。
これから出てくる曲も恐らく流行りの新譜ではないと思いますが、
「ボカロの聡明期はこんな歌もあって、そりゃあみんなで大盛り上がりだったんだぜ!!」
って言うことを今の子たちにもなんとなくでいいから伝わったらいいなぁ。(ニコニコ動画のセカチャク機能とか懐かしいですよね
まぁ、そういった意味では僕自身が新譜とは逆方向に「ボカロ聡明期のあの頃」という時間に縛られてるのかもしれませんががががががが。(特大ブーメラン
も…もちろん、心惹かれるものがあれば新譜も歌いますのでご安心を!!
なのでつまるところ、僕の活動は「新譜ばっかり歌っている歌い手さんへのアンチテーゼ」みたいな側面はあると思います。笑
「新譜だけを歌えばたしかに数字は稼げる。けど、お前は歌いたい歌があって歌い手になったんじゃないのか?有名になりたいだけならアイドルでも芸人でもやればいい」ってね。
でもぶっちゃけ、わざわざ昔の良曲を掘り出すっていう作業もなかなか難しいっすよね~。
だってプロ・アマ含め年間で生まれるボカロ作品の数って何作品なんでしょうか…?考えるだけでも頭が痛くなりそうです。
そこから10何年分さかのぼって1曲ずつ聞いていくなんてことは、とても現実的じゃないし、それこそ人生が何回あっても足りないと思います。笑
なので微力ながら「ヨルの歌ってみたを通して、ボカロ黎明期の空気を一緒に感じて欲しい!」というのはありますし、
なによりヨルが青春していた懐かしの作品を通して、
今度はこの作品が「誰かにとっての青春時代のお供の曲」になれたらいいなぁ…というけっこー自己中な思想で今も活動しています。笑
今回はイナカモノさんのカバーを参考にしました
前までは「誰を参考にした」とか、自分の足元を見られそうであんまり公表したくないなぁ……って思ってたんですけど、今のヨルにはオーロラボイスがあります。
ヨルがどう歌ってもヨルの歌にしかならないなら、せめてヨルが辿ってきた道筋をできるだけ示しておくことで、同じテイストで歌いたい歌い手さんたちの参考になるかなと。
あとは純粋に、参考にさせていただいた方の作品にも敬意を払う意味で、ご本人に声が届かなかったとしても、ヨル自身は「とても良かったです!」と声を上げて行きたいな、と思った所存です。
イナカモノさんの素敵な、帰り道歌ってみた作品はコチラ↓
イナカモノさんの歌い方を丸パクリした……ってコト?!
初めに断っておきますが、イナカモノさんはやはり名歌い手と呼ばれる歌い手です。
イナカモノさんがこの作品をカバーしたのが7年前との事なので、
ヨルの超個人的な主観としては「7年前のイナカモノさんにやっとギリギリ追いつくことが出来たかな……」という感覚です。
もちろん7年後の今のイナカモノさんは、もっともっと歌が上手くなっているので、
やはり大手歌い手への山はまだまだ険しいものになりそうですね。
その分のぼりがいもあるというものですが!笑
ただ、ヨルが歌った当作品だけを見た時に、ヨルとしてはとても満足しております。
ヨル個人としての前作「ジャンキーナイトタウンオーケストラ」と比べて、とても繊細に、緻密に歌の世界観を表現することが出来たと思っておりますし、
後述する「聞きどころ3選」でもお伝えしますが、<ブレス⇒歌声⇒歌い終わりの処理>の一連のまとまりがとても良くなり、滑らかに繋がるよう強化されています。
イナカモノさんのカバーとヨルのカバーに甲乙つける必要は全くありませんが、両者のアプローチの違いなども楽しんでいただけると幸いです。
- イナカモノさんは優しさの中にも男らしさや力強さを隠し味にしたアプローチ
- ヨルは優しさや、柔らかさに極振りしたアプローチ
前者はどこまでも続く大空のような雄大さが。
後者は夕陽の日差しのような体全体を包む暖かさが。
そんな一面があると思います。ぜひ聴き比べてみてください。
歌ってみた聞きどころ4選!
1. 離陸着陸はヨル史上もっともソフトに
一般的に歌のワンフレーズは<ブレス⇒メロディーの発声⇒発声後の処理>の主に3つで構成されております。
特に一番最初の歌い出しのブレスはゆったりやさしくブレスするよう心がけました。
発声のやわらかさは言わずもがな、フレーズが終わる際の音の処理にも今回かなり神経を使っています。
ぜひ、夕陽が地平に溶けてゆくような、声が伴奏に溶け込んでいく感覚をお楽しみください。
2. 図らずも声の音圧が心地よすぎる
MIX済み音源をもらって、初めて聴いた時本当にびっくりしたのを覚えています。
ほんとうに耳馴染みが良く、それでいてうるさくならない。
「音が気持ちいいってこういうことなんだ!」と初めて感じました(それも自分の歌声なのにね笑
詳細は割愛しますが、実はスタジオ収録の当日、自前のマイクを忘れてしまい、スタジオ内にたまたまあったマイクで代用して収録していました。
でもこのマイクだったからこそ出せた味もあると思っていますので後悔はしていません。
ただ、決して「良音質」とは言えない音声データで、ここまでの完成度に仕上げてくれたMIX師の葦月さんには感謝しかありません。本当にありがとうございます。
3. オーロラボイスを生かした、最高のバラード
ヨルの歌声の代名詞として掲げている「オーロラボイス」。
今作はオーロラボイス実装後、初めての歌ってみた作品となっております。
掲げ始めた時はまだ細々とした安定しない発声でしたが、トレーニングを積むことでだいぶ安定したオーロラボイスを出すことが出来ています。
ぜひ、優しさと芯を併せ持った伸びやかなオーロラボイスをぜひご堪能ください
4. 三回リピートチャレンジについて
MIX師さんから試作MIXデータが送られてきた時に、歌い手は「なにか不自然なところがないか」添削するんですけど、何故かこの曲は絶対に3リピート目までで眠くなってヨルの意識が無くなりかけるんですよね……。(おかげで何回も同じところを意味もなく聞き返してた
恐らくなんですけど、この曲ちょっと普通じゃないので、その効果はぜひ皆さん自身の耳でお試しください。笑
この曲を聴く時は安全な場所で(できれば睡眠前に)リピートチャレンジ、ぜひ試してみてください!笑
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は久しぶりのブログ記事ということもあり、書きたいことを書きたいだけ詰め込んだらこんだけの物量になってしまいました。笑
もちろん、ヨルのエセエッセイのように決められた文字数で自分の考えを収めていく快感ってのもありますが、
やはり文字数をにせず、自分の好きなように書けるブログ形式も捨てたもんじゃないです。
前夜祭ブログのはずが、遅刻祭ブログの記事投稿になってしまい申し訳ありません。。。
あ!ちなみに!
この記事を読みながら、曲をリピートすると恐らく眠らなくて済むと思うので、よろしければ睡眠対策にお読みください!(もう遅いか笑
それでは、また数日後に投稿されるであろう後夜祭ブログでお会いしましょ〜!!
またね〜ばいばい!