ズルい歌い手戦略

本格的に録音したいけどお金が無い、スマホ歌い手のあなたへ

yoru.midnights@gmail.com

本格的に防音の効く部屋で録音したいけど、まとまったお金がなぁ…

防音室なんて置くスペースもお金も無いし、かといって自作防音室も安くない……どうしよう。。。

そのお悩み、解決できます!!

皆さんこんばんは。ヨルです。

「今までスマホ録音でやってきたけど、そろそろ他の歌い手みたいに本格的な環境で録音したい!!」
防音室での録音って、金欠スマホ歌い手のひとつの夢ですよね。かつての僕もそうでした。

↓これはかつてのヨルの体験談

興味本位でちょっと調べてみるとキレイに録音するためには「防音」ってのが大事で、
中には「家に設置できる防音室」や「クローゼットを流用して作る自作防音室」なんてものがあるらしい……ふむ、なんかよさそう。

でも値段を見てびっくり!
「家における防音室」は最低でも十数万するし、自作防音室もちゃんと作ると5万円前後が相場。

マイクとか、オーディオインターフェイスを買うお金がないからスマホ録音だったのに……

どこからそんなお金湧いてくるんだー-----!!!ムリ!!!

でも大丈夫!
『お金はかけたくないけど、本格的な録音をしたい』
そのワガママ、実は叶えられます!

「スタジオレンタル」という新提案。

【注意!】当記事の「スタジオ」は「リハーサルスタジオ」を差します。

そもそもスタジオとは?

↑ヨルの実際のスタジオ録音風景

とりあえずは「防音設備がガチガチのカラオケ部屋」という理解でOK!

カラオケ機器はないけど、時間を決めて部屋を借りるシステムはほぼカラオケと一緒だよ!

※詳しくは、お近くのレンタルスタジオに問い合わせてみるのが一番だよ!

料金

料金の相場は1時間あたり500~1000円くらい。(地域の物価やスタジオの質によって変動アリ)
参考までにヨルが普段使いしているスタジオは1時間400円
※スタジオによっては深夜割引で、基本料金よりももっと格安で提供している場合もあるよ!

スタジオレンタルの魅力3選

①とにかく安い!5時間借りても2000円!

これが、レンタルスタジオの最大の利点!
初期費用なしでいきなり防音設備のある部屋をレンタルできちゃいます!

自分で防音室を手に入れようと思うと、安く抑えても5万円前後…。
極端な話、5万円分スタジオ借りると125時間分レンタルできます。(1時間あたり400円)

つまり、一曲の収録に7~8時間かけたとしても、なんと約18曲分収録可能!
格安で防音完備の録音環境を使用できます!

②もはやマイクすら必要ナシ!必要なモノはその場でレンタル!

スタジオではいろんな種類のマイクを借りることができます!(モノによっては追加料金アリ)
スマホ録音を卒業したら、次に困るのはマイク選びですよね。
スタジオではいろんなマイクがお試しできるので、自分の理想の音質のマイクを探してみましょう!(マイクスタンド・ケーブルもレンタル可
※別途、パソコンとオーディオインターフェイスは必要になります

③スタッフさんと仲良くなればライブ情報を教えてもらえることも…!

正直、コレ狙いで行くのはちょっと下心が満載すぎるので、あまりメリットの前面には押し出せませんが。笑

ライブのお誘いをいただいたり、歌い手仲間・音楽仲間との出会いがあったりもします。

でもまぁこれはオマケの特典くらいに思っておくのが良いでしょう。笑
必ず、お誘いいただけるわけではないですし、そもそも「なるべく人と接したくない」という歌い手さんもいるでしょうからね。

しかしやはりオーナーさんと仲良くしておくことで何かしらご縁が巡ってきたりしますので、もし話しかけられたら恥ずかしがらずに会話してみましょう!

【番外編】ただ一つのデメリット

それはやはり「スタジオに行くまでが遠い」ということ。

スタジオは基本的に事前予約が必要であり、当然ですがスタジオは歩いてあなたのもとにはやってきません。笑
どうしても身支度をして外に出る手間が生じます。

しかしあらかじめ予約しているので予約キャンセル料も考えると、
相当なことがない限りスタジオに行くことになります。(ヨルはそうでした)
なので「今日取ろうと思ったけど気が乗らないからやーめた」ということは少なくなりました。

確かに「物理的な遠さ」はデメリットですが、これは表裏一体ですね。
自分の欲に弱い自覚のある方はぜひスタジオを活用してみてください。笑

まとめ

スタジオ宅録(自作防音室)
予算0円(使うときに都度払い)5万円~
時間スタジオまでが遠い徒歩たったの3歩
メンテナンス有(防音材とかはがれてくる)
環境冷暖房完備(ない場合もあり)めっちゃ不快(夏とか死ぬ)
手軽さ基本的には予約が必要思い立ったらすぐ録音可

先ほど挙げたスタジオのメリットデメリットを、自作防音室とカンタンに比較した表を作成してみました!

こうしてみると比較要素としてメンテナンスの手間や、録音時の快適性などもありますね。
歌っている瞬間は全集中しているのでぶっちゃけ気になりませんが、自作防音室は長時間の収録には不向きだといえます。(暑い寒い苦しいは気合で何とかなる部分もありますが、、、

今回の要点

レンタルスタジオは初期費用を抑えて本格的な録音ができる!

マイクレンタルで様々な機種のお試しもできる!

いかがでしたでしょうか。

レンタルスタジオの選択肢は金欠になりがちなスマホ歌い手にとって、とても強力な選択肢になり得ます。

いままでヨルは「お金貯めて自作防音室作らなきゃ本格的な録音はできないよなぁ……」と思い込んでいましたが、
スタジオを使ってみることで「え、ぜんぜんコレでいいじゃん!」と。

なんだか、自分だけの隠れ家を見つけた気がしてとても嬉しくなったのを今でも覚えています。

スタジオに通い始めたことで、先延ばしにしがちだった歌の収録もはかどるようになりましたし、
なにより「ちゃんと音楽人してるなぁ~」という気分になります。(個人差あり)

最終的には自宅にあるのが理想

もちろん、スタジオを借りなくても自宅で録音できるのが一番理想ではあります。
※ヨルはだんぼっちの所有経験がありましたが、家に防音設備があると録音自体は本当に手軽かつ気楽にできます

しかし、スマホ録音だった歌い手がいきなり
「パソコン買って、機材そろえて、防音材も買って……」となるとちょっと現実的じゃないですよね。笑

そんなスマホ歌い手の救世主がレンタルスタジオというわけです。

本当は教えたくない機材購入の裏技

詳しくはまた別の記事でお伝えしますが、本当の本当に安く済ませるなら……

  • メルカリで買った中古のノートパソコン(1.5万円)
  • Amazonで購入した最最最低限の
    中華産オーディオインターフェイス(6000円)
  • レンタルスタジオの使用料(2000円/5時間)
  • マイクはレンタル

と、なんと2万円ちょっとでスマホ歌い手から本格派歌い手に一気にレベルアップすることが可能です!

防音室を作るとなると先述したように、スタジオ代(2000円)が防音室材料費(50000円)に入れ替わって総額70000円にまで一気に膨れ上がります。

あと防音室作んの意外に大変なんですよね。
買うだけ買ってかれこれ3か月放置したまま……なんていうのは結構あるあるです。

それなら見切り発車だとしてもとにかく始めちゃえば、修正や改善はそのあとでもできます。
せっかく10万近くかけて準備したのに、モチベがなくなって「歌い手やめます……」みたいなパターンがいっちばん最悪です。(そんな方を何人か見てきました

そんな犠牲者を一人でも出さぬよう、皆様にご提案させていただきました!
この記事が歌い手の皆様の参考になれば幸いです。

最後に

最後までご覧いただきありがとうございました!

ご意見・ご質問等は、X(旧Twitter)で随時受け付けております。
お気軽にコメントくださいね!

それではまたお会いしましょう!
またね~ばいばい!

感じたこと、思ったことを共有してね!
もれなくヨルからお返事が来るよ!
ABOUT ME
ヨル
ヨル
"オーロラボイス"の第一人者
通算活動歴14年目の歌い手バカ。
奇跡の歌声 "オーロラボイス"の使い手。
歌い手界隈イチの文豪。

自身が味わってきた挫折をもとに、 社会経験の中で培ってきた文才や話術を駆使して、
歌作品・エッセイ活動・ラジオコンテンツなどマルチに活動中。

・趣味:日本酒とプリンの食べ比べ
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